こんにちは。

国際統合リハビリテーション協会 認定インストラクターの土井浩史です。

 

本日はリハビリサマリーについてお届けします。

私自身は理学療法士で、これまで数多くのリハビリサマリーを受け取りました。

その中でサマリーの内容に関して気になることがあります。

 

サマリーの実状と、その実状をどのように捉え、今後の展開についてお伝えします。

 

作業療法士や言語聴覚士の方、またその他の専門職の方からすると理解しづらい内容かもしれません。

ですが、急性期と維持期を経験した上での話になりますので、ご理解していただける部分はあると思っています。

 

それでは始めます。よろしくお願いいたします。

 

いきなりですが、

 

「 より良いリハビリサマリーを作成するためには? 」に対する私の考えは、

 

「 枠(書式)を変更する! 」です。

 

そして、本コラムのポイントは3つです。

 

① 身体面

② 精神面・生い立ち

③ 枠(書式)

 

です。

 

何のことかわからないと思いますので詳しく書き進めます。

サマリーは情報伝達という認識でいるため、得られることはすべて有意な情報だと捉えています。

ただ、気になることがあります。

 

それは、、、

 

記載内容です。

 

具体的には、

 

・身体面が多い

・経過が多い

・精神面、生い立ちが少ない

 

です。

 

では、ここからはサマリーの送り手(作成者)の立場になり、気になる点について一つ一つ私の解釈をお伝えします。

 

・身体面が多い

→なぜかというと、病気やケガをしているから。

 

・経過が多い

→なぜかというと、病気やケガの経過が大切だと思っているから。

 

・精神面、生い立ちが少ない

→なぜかというと、サマリーは身体面を書く用紙だと認識しているから。

 

私はこのように解釈しました。

 

いかがでしょうか。

 

まとめますと、送り手(作成者)にとってサマリーというのは、

 

「 病気やケガの診断名、経過を記入する枠(書式)があり、そこに情報を埋める。 」

 

まさしくその通りです。

サマリーの送り手(作成者)の立場になるとこのように考えることは当然だと思います。

 

しかし、

 

身体に病気やケガを負った場合、影響を及ぼしているのは身体のみでしょうか。

 

私はこの考えがあるためサマリーの内容が気になります。

どこか情報伝達が不足しているように思います。

 

では、どうしたら良いのか。

 

それは、

 

「 枠(書式)を変更する 」

 

です。

 

具体的には、身体面以外の精神面や生い立ちを書く枠を作成します。

 

そうすると身体面以外の情報伝達が可能です。

 

そもそもなぜ精神面や生い立ちを書く枠が必要と考えるかと言いますと、

身体面は目の前に来られた時に自分で確認が可能です。

別の言い方をしますと、サマリーに身体面の情報が載っていたとしても、再度自分で評価をします。

 

一方、精神面や生い立ちというのは初回の挨拶の時から手に入れておきたい情報です。

そのため事前準備に役立つサマリーに載せてほしいという考えになります。

 

現場で必要としている情報は様々かと思いますが、

目の前の方の精神面や生い立ちを知る価値は十分ありますし、リハビリをサポートする私たちにとって初回から

必要な情報だと考えます。

 

「 あなたが担当で良かった 」

 

と、言われるためには目の前での関わりだけでなく、事前の準備が大切だと考えます。

 

本日はここで終えます。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

国際統合リハビリテーション協会 関西支部

認定インストラクター 理学療法士

土井 浩史