認定インストラクターの土井浩史です。

私は通所リハの事業所に勤務しています。

本日はその通所リハで気づいたことをお伝えします。

 

早速ですが3つの役割とは、

 

① 傾聴

② 成果

③ 連携

 

です。

 

厚生労働省の報告によると通所リハの事業所数は、

7629事業所(平成29年度3月調査)です。

 

これら多くの事業所には各地域にお住まいの方々、

特に高齢者が利用する割合が高いのではないかと考えます。

 

その高齢者の中には子どもと離れて暮らす方、

またお一人暮らしの方がいると考えます。

 

一人で過ごす時間はある意味自由ですが、

考えごとや悩みがある時は思い詰めることになり兼ねません。

 

そのような状況を考えると、

話する相手や思いを口にする時あるのかなとつい考えてしまいます。

 

おそらく誰かに話を聞いてもらう時間は重要な時間で、

人によっては気持ちが楽になる瞬間かもしれません。

 

ここで1つ目の役割、「傾聴」です。

自宅生活をはじめ日頃の過ごし方や友人や身内とのやりとりの中で

発生するあらゆる思いを聴くことが大切になります。

 

次はお身体のことについてです。

 

通所リハは一般的に維持期に相当し、

回復期病院から自宅復帰した後に利用する方が比較的多い印象を受けます。

 

手術して回復期病院に行き毎日多い日で3時間程度のリハビリに励み自宅復帰。

訪問リハのサービスを組むまでに至らず、外出できるし通いで運動できるところ

という運びで利用開始になることがあります。

 

この場合、自宅復帰ができ外出もできるからと言ってケガが完治している

ことは滅多にないと私は現場で担当していて思います。

何か症状は残っており継続した治療を必要とする方は決して少なくありません。

 

ここで2つ目の役割です。

それは「成果」です。

 

継続した治療を必要とする方に対して成果を出すということです。

この場合の成果とは、症状を改善するための治療を展開するということです。

 

症状を改善するために通所リハを選択し利用される方がほとんどです。

良くなっていただき外出をより抵抗なく行ってもらえたら嬉しいです。

 

そして最後はサービスのことについてです。

 

通所リハは介護保険サービスの一つの枠です。

介護支援専門員がそれぞれに見合ったプラン(ケアプラン)を計画する際、

運動が必要だからという理由でリハビリを選択します。

 

介護保険サービスで勤務するセラピストはすでにご存知だと思いますが、

通所リハのサービスのみ利用している高齢者は少ないと思いませんか。

 

大抵は訪問看護、訪問介護、通所介護など他のサービス内容を併用しています。

これら複数のサービスをまとめる中心役は介護支援専門員になるわけですが、

私はこの介護支援専門員は忙しいという印象が根付いています。

いつから根付いたか不明ですが、忙しい方が多いです。

 

中心役に各サービスの情報をまとめてほしいですが、忙しいため頻繁にやりとりが

できるわけではありません。これが私の周りの現状です。

 

では情報を伝えずにその日を終えてしまうのでしょうか。

決してそうではなく、各サービス間での情報共有はある方が良いと強く思います。

 

そこで3つ目の役割は、「連携」です。

介護支援専門員への連絡を一旦通さずに直接他のサービス担当者に電話連絡をして

情報共有を図ります。

 

例えば、訪問看護担当者に自宅での薬や血圧変動について確認したり、

通所介護の利用時間中の動作の介助状況など共有内容は多岐に渡ります。

 

サービス事業所通しの情報共有は利用される高齢者をはじめ、

運営する私たち自身が安全に提供できる環境を整える意味でも非常に大切です。

 

「傾聴」

「成果」

「連携」

 

この3つの役割を念頭に活躍するセラピストが増えると、

各地域で役に立つのではないかと考えます。

 

本日はここで終えます。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

認定インストラクター

土井浩史