〜平成生まれのOT Column〜

 

「小豆をお箸でつかみましょう」

こんにちは
まだ寒い日が続きますね。

 

手指の巧緻性訓練と言えば

 

「お箸」

 

箸操作、洋服のボタン、紐結び・・・

「THE 巧緻性訓練」という感じのものたち。

 

特定の療法士にとって、
特に作業療法士の方々は、
高頻度で遭遇する活動の一つだと思います。

 

臨床場面で出くわしません?

「じゃあ今から、この小豆をお箸でつかんでください」

よくありますよね。

 

箸の操作はただの開閉だけではありません。
そんなこと言語道断ですが。

 

その中の一つ、

摘む 箸の先端と先端を接触させること
挟む 箸の側面と側面を接触させること

 

摘む →例えば、、小豆を摘む
挟む →例えば、、刺身を挟む

 

箸の使用回数のうち
挟む 35%
すくう 16%
切る 13%
の3動作で全体の6割
摘む 13%

参考)佐藤ら:食事における箸の使い方の分析から考えた作業プログラムの検討

摘むと挟むは
箸の操作方法も異なる、
使う場面や用途が違う、
使う頻度も違う、

もちろん全ての動作が必要です。

 

臨床に落とし込めば、
箸の側面と側面を接触させるような
「挟む」動作を行う方が、
「摘む」より動作が多い分、
より実践に近い箸動作なのかもしれません。
参考になれば。

意味のある訓練、
自信を持って提供できる訓練、
結果の出せる訓練、
患者さんのために
できるようになりたいですね!

 

いろんな方の素晴らしい意見や情報をうまく入手し取り入れる術も必要です。

 

みなさん
季節の変わり目、ご自愛ください。

 

IAIR関西
作業療法士 小林靖典