みなさん、こんにちは!

IAIR関西支部認定インストラクターの岡本侑也です。

 

ところで、物理療法はみなさんの中でどのような位置づけにあるでしょうか?

 

 

僕は、症状の根本が心因的要素の場合は効果大ですが、機能面に対しては一時的な効果しか得られないと考えています。

 

なので、選択肢としては最後に選択する、もしくは、他の治療と組み合わせるようにしてます。

 

 

 

しかし、患者様って退院すると意外にマッサージ器具や電気治療器などに頼っている現状を知りました。

 

その為、今回は物理療法が場合によっては、

身体に悪影響を及ぼすことになることを

我々身体の専門家が伝えてあげなくてはならないということをお伝えいたします。

 

これは、どの物理療法器具にも言えることですが、

「強さ」と「効果」は必ずしも比例していません。

しかし、患者様はやられている実感を求めます。その結果、強い刺激を求める傾向にあります。

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物理療法の強さの設定はその人の性別や体格、その時の気候や湿度によって調整の必要があるのは確かです。

 

しかも、調整を自分で行うにしろ、他人にやってもらうにしろ、その人の主観をフィードバックしてもらう必要があると思います。

 

もう一度言います。

その人は強い刺激を求めているかもしれません!

本当にその主観だけで判断していいのでしょうか?

 

いえ、それはとても危険なことであることを知っておいて下さい。

その人の主観が何を基準にしているのか、バックグラウンド、性格なども総合的に判断して、強さを求めているのであれば、特に注意が必要です!

 

ちなみに、電気治療器の最大出力は、人間の致死量の半分程度まで上げることができるものもあります。

そこまでいくと身体を悪くするのは明らかですよね。

 

そして、もし必要以上の出力で設定した場合には、本来の物理療法が持つ、血流促進や神経機能の活性化などを通り越し、逆にその機能を停止させることになりかねません。

 

物理療法の出来うる効果は微弱〜中等度の刺激で十分出せます。

 

決して、物理療法がダメだと言っている訳ではありません。

せっかく入院中に良くなった患者様が、退院した後に自分で自分の身体を壊してしまわないように、指導してあげて下さい。

 

(本当は物理療法に頼らないセルフケア方法の指導が大切です!)

 

 

そして、これは僕たちセラピストが普段行っている治療でも同じことが言えます。

・肩が凝っているから強く揉んでほしい

・腰が痛いから強く押してほしい

・足が重いから強く引っ張ってほしい     etc…

 

そんな要望に応えてあげるのは、正直誰でもできます。

 

患者様が求めているのは強い刺激かもしれませんが、その根源には良くなりたいという思いがあります。

 

なので、求めている刺激よりたとえ弱くても、効果が出れば問題はないはずです。

 

僕自身今までいろいろな方に触ってもらいましたが、

 

効果が出せている人のタッチって、強いと思ったことがありません。

 

 

 

今一度、そのような視点で自身の治療を見直してみると、何だかスッとして

とっても夜深く寝られますよ♪

 

それではまた次回!