みなさん、こんにちは!

 

IAIR関西支部 認定インストラクターの岡本侑也です。

 

さて、前回のメルマガを要約すると・・・

【股関節伸展位でないと中殿筋はトレーニングできないのか?】

という疑問から・・・3a93de1eccd9bc36e433aacdd3d8d88b_s

 

四足歩行で股関節が常に屈曲位の動物でも中殿筋はしっかり働いている為、

様々な理由で股関節伸展制限がある方でも中殿筋をトレーニングすることは可能である‼

 

という結果に至ったという内容でした。

 

今回はそのトレーニング方法を紹介します。

 

その前に、少し解剖・運動学の観点から中殿筋について説明します。

 

中殿筋は腸骨稜のやや下方に起始し、大腿骨の大転子に停止しています。

その中でも、前部繊維と後部繊維に分けられており、

前部繊維の作用は、股関節の屈曲・内旋

後部繊維の作用は、股関節の伸展・外旋です。

 

・・・あれ?外転は?

と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、外転は、この前部繊維と後部繊維がバランス良く同時収縮した結果起こる運動です。

 

つまり、股関節屈曲位であろうと、その方の身体に合わせて、前部繊維、後部繊維の筋力バランスを整えれば歩行時に側方への崩れを制御する、股関節外転が効くようになります。

 

前部繊維、後部繊維ともにレーニング方法は簡単です。

それぞれの作用(前部繊維:股関節屈曲・内旋 後部繊維:股関節伸展・外旋)の方向に運動を実施するだけです。もちろん人によっては抵抗をかけて下さい。

股関節に伸展制限がある方でも、屈曲・内旋位から、伸展・外旋方向へ運動することは可能であると思います。

 

注意して頂きたいのは、人工骨頭置換術後に脱臼の可能性がある方です。

近年の手術では、脱臼の可能性は軽減しています。特に前側方アプローチは制限がない場合が多いです。後方アプローチは若干注意が必要ですが。

それは担当医へ確認の程よろしくお願いしますね。

 

あとは、前後での筋力のバランスをとればいいのですが・・・

 

これを次回のメルマガで考えていきたいと思います。

 

今回も最後までお読み頂きありがとうございました。

 

p.s.今年はうるう年がありますね。

ちなみにうるう年は地球の公転周期による時間のズレを調整する為にあり、4年に1回と勘違いしている人がいるようですが、正確には400年に97回です。

その為、4の倍数の西暦の年でもうるう年がない年があります!!

 

それではまた次回!失礼致します。