『皆さん、かたいけのぉ?』コラム

第9回「回復期病棟にCVA患者様が多い理由から考える!! Part8」

皆さん、こんにちは!!

IAIR関西支部 認定インストラクターの森木です。

 

今回のテーマは、

 

「認知関連行動アセスメント(CBA)のメリット・デメリット」です。

 

Part7をまだご覧になっていない方は、こちらからどうぞ。

↓↓↓

知っておいて欲しい!!高次脳機能障害の評価

 

今回は、前回ご紹介しました【認知関連行動アセスメント(以下、CBA)】

 

メリット・デメリットを実際の臨床場面の例なども挙げながら

お伝えできたらと思います。

 

それでは早速参りましょう。

 

まず、メリットから

 

従来の高次脳機能障害の評価は、

 

机上で行う評価や

 

訓練室などの評価場所を限定する必要が多い現状がありました。

 

それに対して、CBAは

 

『評価場所を限定する必要がなく、どこでも評価が可能』

 

という利点があります。

 

これは、生活場面での行動から評価を行うCBAの特徴が活かされております。

 

具体的には、

 

日常生活の様々な場面で患者様がどのような行動をとられるか

 

どんな症状が出現しやすいのかなどの

 

評価が可能であると考えられます。

 

また、評価項目は評価用紙に書かれているため、

 

イチイチ評価用紙を持ち歩く必要もなく、

 

日常生活の様子を注意深く観察しているだけで

 

後から思い出して評価用紙に記入したりすることが出来るのです。

 

実際使用する場合であれば、

 

病棟のNsさんや介護職が一番病棟内の生活では患者様の様子を観察しやすいと

 

思われますので、

 

CBAの評価方法などをお伝えして

 

チームカンファレンスの際に、評価結果を元に今後の治療方針を検討してみると

 

良いかもしれませんね。

 

 

次に、デメリットです。

 

高次脳機能障害を有している患者様と関わる経験が少ないと、

 

その行動がもともと本人様の性格によるものなのか、

 

何かしらの心理的要因なのか、

 

各高次脳機能障害によるものなのか、

 

が判断しにくいということが考えられます。

 

こちらも具体例を挙げていくと、

 

先ほどのチームカンファレンス時に、

 

経験年数が低いスタッフが大勢いたとして、

 

あまり高次脳機能障害を有している患者様との関わりが少ないとすると

 

CBAの評価自体の信頼性が低くなってしまいます。

 

もともとスタッフごとでバラつきが出やすいことが

 

問題視されていましたので、

 

この場合であると、特に顕著にこの問題が現れてきてしまうかもしれません。

 

また、CBAの開発者からも

 

「評価した医療スタッフの患者様の反応を引き出す力によって差が出る」

 

と言われており、なかなか経験が少ないと難しいと感じられるかもしれませんね。

 

ここで

 

『患者様の反応を引き出す力』

 

というのは具体的に「コミュニケーション能力」と言い換えることが出来ると思います。

 

以前にも僕のコラムで書かせて頂きましたが、

 

全ての患者様に言えることですが、

 

高次脳機能障害を有している患者様には特にコミュニケーションを取る際に

 

気を付ける必要があると考えます。

 

もし、これを読んでいるあなたが

 

『患者様の反応を引き出す力』に自信がなく、

 

上手く患者様の反応を引き出せていないと感じているならば、

 

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今日のところはここまで。

 

次回は、「高次脳機能障害に対するリハビリの捉え方」

に関してお伝えしたいと思います。

 

最後まで読んで下さいまして、ありがとうございました。

 

国際統合リハビリテーション協会

関西支部 認定インストラクター

理学療法士 森木 良平