こんにちは。

IAIR関西支部認定インストラクターの中野充容です。

 

最近寒くなったり、暖かくなったり天気もすっきりしませんね。

 

体調崩さないように、白湯を飲んだり、半身浴をするなどして、身体の冷えを防いで、免疫力を高めましょう。

 

では、本題に入っていきますね。

前回お伝えしたように評価について、書いていきたいと思います。

 

私は整形外科で勤務していますので、基本ベースは整形外科領域においての考え方が中心と思って、読み進めていただきたいです。

 

痛む部位や動かし方、タイミングなどを評価するのは当たり前だと思いますので、今回は省きます。

 

以前にも書きましたように、簡単にですが全身を評価しておきます。

 

全身評価をしておく利点としましては、

 

 

全体像を把握しやすくなる

姿勢から全体的な身体の崩れ方を見ることができます。

どの辺に重心があるとか、左右傾いたり捻じった状態で身体を使っているとか、患者様自身では気付かないところです。それは今まで生活してきた中での歪みを脳がインプットしてしまっているから、本人では気付くことができないのです。そういったところから身体の異変というものは生じてきますので、セラピストとしてはそういう小さい異変を見つけることが、治療部位を見つけるのに大切になってきます。

 

正常でないところを見つけられる

正常でないところを見つけておくことは治療していく上で本当に大切です。まず私の考え方としまして、以前にも書きましたが痛いところに原因はない。では、なぜそこは痛くなってしまうのか?それは人間は弱い部分があると、そこを使わずに使いやすいところを使う習性があります。要するに代償動作をしてしまうのです。

例えば、手の可動域が十分にない方がドアノブを開けようとすると肩の回旋や体幹の側屈などを使いますよね。それが他の動作とかも積み重なってくると肩や腰などのover useを引き起こします。逆の場合であれば、腱鞘炎などもありえますね。

 

身体の使い方の癖を理解できる

各骨のアライメント、筋の状態で大体の身体の使い方がわかります。アライメントの崩れは基本的に筋の引っ張りであったり、関節可動域の低下から代償動作が必要になってしまった結果であったりします。

筋の状態からは硬くなってしまっている部分はover use。大体の場合が痛みが出ている部分ですね。緩んでいる部分はあまり使えていないところ。本当は使わないといけないけど使にくい。筋緊張が落ちている場合は神経が関連している場合が多いでしょうね。

これをふまえて、各アライメントと筋の状態を触診できれば、こんな風に歩いているとか、仕事でこんな風に負担がかかっているとか想像できます。それを患者様に伝えてあげると、「触っただけでそんなことまでわかるの?!」と言われます。そうなれば患者様の心は掴んだも同然ですね。

 

 

これらの考え方を統合すると、治療すべき部位が浮かんできます。

 

基本的には正常でないところを正常に戻す。

そうすれば代償動作を使う必要がなくなります。

 

全体的な姿勢・骨盤・脊柱・胸郭の状態、各骨のアライメント、筋の状態、腹部の硬さ・・・これらを評価できれば、症状が出ている本当の原因を探すことにつながってくると思いますので、是非試してみてください。

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

次回は触診について書いていこうと思います。

3月9日にアップしますので、楽しみに待っていて下さい。

 

IAIR関西支部認定インストラクター

中野 充容