こんにちは。

IAIR関西支部認定インストラクターの中野充容です。

 

先日、脳卒中包括的リハビリテーションアプローチ(CCRA)セミナー運動学編のインストラクターをしてきました。

私自身はCVAの患者様のリハビリをすることはほとんどないのですが、それぞれの分野間でリハビリの考え方に共通点があるんですね。

 

CVAの患者様をリハビリをしていて「改善した」とか「良くなった」、「動きやすくなった」というのはどういう時でしょうか?

 

「○○ができるようになった」とか「〇〇の動きが出てきた」という感じかと思います。

 

これって、身体の中でのできることが増えたということですね。

いわゆる多様性が出てきたということになります。

 

CVAでは運動のパターンがあり、その運動パターンが出てしまい、分離運動ができないということが多いです。

脳からの制御が効かなくなり、自分が動かしたいように身体をコントロールできない状態です。

 

これはCVAではなく、脳に異常がなくても同じようなことが言えます。

 

例えば、整形外科疾患でも同じです。

整形外科に来られる方の身体も、自分で力が抜けず筋肉も固まってしまっている方が多いです。

 

なぜそんな身体になってしまったかと考えると、同じような動作(使い方)を繰り返してしまったからです。

 

同じような動作(使い方)を繰り返してしまったということは、先程CVAの話でも挙げましたようにパターン化ですよね。

同じところを同じように使ってしまうということは、自分で身体をコントロールできていないということです。

 

「○○な動き方をして下さい」とか運動療法をする際に「○○をこう動かして・・・」とか指導していると、「そんな動きできません」とか「難しいですね。」と言われることも多いです。

 

リハビリでする内容なので難しいことをしているわけではないのですが、これは分離運動ができないために生じていることです。

 

ということは、リハビリで目指すところは、機能面においては分離運動を出していくことかと思います。

 

必要な筋肉を賦活させることであったり、関節の運動を自分が動かしたいように操れること。

これがパターン化から抜け出し、分離運動を促していく一歩になるのではないかと考えています。

 

そのためには骨盤であったり、体幹と言われる部分が働く必要があります。

体幹が働いてくれないと身体の軸が安定できないので身体の緊張が高まってしまい、末端である手足の動きを安定させることができなくなります。

 

そういう意味でも体幹というのはすごく重要な役割を担う部分であると解釈できますね。

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

次回6月7日にアップする予定ですので、楽しみにしていて下さい。

 

IAIR関西支部認定インストラクター

中野 充容