こんにちは。

IAIR関西支部認定インストラクターの中野充容です。

 

先日、ある方(Aさんとします)の身体を触る機会がありました。(痛みとかではなく、身体を柔らかくしてほしいとのこと)

Aさんは同じリハビリ職種の方で、治療においては天下一品で、本当にたくさんの方の身体を改善されており、臨床で結果を出されています。

 

IAIRのセンタリングワークで脊柱の動きを確認するワークがあるのですが、脊柱の動きも十分に出ているので、柔軟性も高いものだと思っていましたが、結構身体が固かったのです。

 

どれくらい固いかというと、立ったまま前屈をして、床に全く手が届きません。。

 

Aさんの要望は「寝ているだけで、身体を柔らかくして」とのことです。

身体を評価してみても、思っていたよりも固まっている場所が多く、肋骨周辺や背側です。

 

寝ているだけでとの要望でしたので、基本的には何もしてもらわずにと思っていたので、経絡治療から行いました。

 

背側の固さなので、膀胱経ですね。

膀胱経は足の小指から出て、背中、頭を通って目頭まで通っていますので、両小趾の動きを出し、気の流れを整えていきました。

 

両小趾しか触っていないにも関わらず、Aさんは「緩んできたわ」と一言。

 

そして、肩甲骨周辺を緩めたかったので、肺経。

手の親指から烏口突起に流れています。

 

この2つだけして前屈してみると、これだけで前屈の可動域が上がっています。

 

そしてワークですが、Aさん自身が野球選手の治療していたり、毎日ワークをしているので、簡単すぎるものは面白くないですよね。

 

ってなことで、立ったままできる脊柱のワークをしてもらいました。(上肢を動かす系)

 

脊柱のワークと言いながら、目的は仙腸関節の動きを出すために行っています。

左右含めて約1分してもらって、前屈をすると・・・手が地面に近づいてきました(^◇^)

 

これも含めて4つワークを指導したのですが、立ち方、力の抜け方が全然違うとのこと。

身体の状態が変わったのが嬉しかったようで、ひたすら4つのワークを繰り返していました。

 

初めは「寝ているだけで、身体を柔らかくして」と言っていましたが、維持、向上していくためには、自分ですることが必要ということを知っているからですね。

 

Aさんはセンタリングワークでは脊柱が緩んでよく動いているようでしたが、身体の力が抜けて動けているというわけではありませんでした。

 

やはり、人間は動いて何かをする生き物ですので、動いた時に身体が使えているかどうかが大切になってきます。

 

Aさんの身体がもっと使えるようになってきたら、今以上に臨床で結果を出すことができるはずなので、末恐ろしいです。

それだけたくさんの患者様が救われると思うと嬉しいですね。

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

次回は9月20日にアップする予定です。

楽しみにしていて下さい。

 

IAIR関西支部認定インストラクター

中野 充容