イントラ岡澤の訪リハコラム第17回

~それって前提じゃね?~

 

突然ですが問題です。

1から10の中でいちばん小さい偶数はなんでしょうか?

正解は“2”です。(なんのひねりもありません)

この問題くらい

訪問リハビリの利用者さんの方向性もはっきりわかれば、

訪問リハビリの印象もだいぶん違うでしょうね。

先程の問題に戻って、細かく分けてみてみましょう。

問われているのは「数字」です。

どんな数字かといいますと、

①1から10の中で

②いちばん小さい

③偶数

という条件にあてはまる数字です。

これらの条件は問題を解くに当たっての“前提”です。

前提についていろいろ考えても仕方がないと思います。

なんで1から20じゃないんだろう

一番大きい数字じゃなぜだめなんだろう

どうして奇数じゃないんだろう

とか言ってても答えにたどり着きません。

訪問リハビリが難しいと感じられている部分は

この“前提”にあたるものが多いように思います。

例えば、

訪問リハの現場は医療情報が少ない

家でおこなうリハビリはリハビリ室ほど環境が整っていない

家族の受け入れが悪くリハビリを進めにくい

などなど。

前提は受け止めた上で方向性を探っていかなければなりません。

先ほどの例であれば、

医療情報が少ないからこそ、

身体機能をしっかり評価できないといけません。

環境が整っていないことが多いからこそ、

身体に合わせた環境設定が大切です。

受け入れが悪ければ、

介助なくおこなえる動作を探っていかなければなりません。

もし訪問リハビリが難しいと感じているのなら、

それが前提の部分でないか一度考えてみてください。

お読みいただきありがとうございました。

 

IAIR関西支部認定インストラクター

認定理学療法士(地域理学療法分野)

岡澤 頼宏

yoshihiro_okazawa@iairkansai.jp