認定インストラクターの岡澤です。

 

皆さん風邪ひいていませんか?

暖かくなるまでまだかかるでしょうから、お互い気をつけましょう。

 

 

さて訪問リハビリなど生活期の患者さん、利用者さんは

病気・けがをしたのち、

色々な病院・施設の入所経験がある方も多数いらっしゃいます。

 

 

中には、

「この人リハビリ受けてなかったのかな」

というような状態の方も多く見受けられます。

 

 

入院入所中の患者さん、利用者さんに

リハビリ職が関わる時期は一時期ですが、

在宅に戻られたのち、

患者さんが在宅で過ごす期間ははかりしれないほど長くなります。

 

 

リハビリ受けてなかったのかなと感じる方を

介護する大変さは

言うまでもありません。

 

 

そんな現場に遭遇した際は、

入院入所中のリハビリをしっかりとしないといけないな

と切に感じます。

 

 

 

特にベッド上で生活するレベルの方、

いわゆる寝たきりレベルの方のリハビリは

誤解されていることが多い様です。

 

 

このようなレベルの方の特徴としては、

①意識レベルが低い

②四肢体幹が硬い人が多い。

③吸引を必要とする人が多い。

ということが挙げられます。

 

 

このような方の問題点を学生や若手セラピストが挙げるとなると、

「関節が硬いので、更衣に支障がでる。」

というワードが決まって挙がります。

 

 

確かに四肢体幹が硬いと、更衣に支障がでます。

 

 

しかしそれ以上に、

四肢体幹が硬いと「生命維持に支障が出る」といったらどうでしょうか?

 

 

切迫感がケタ違いに高まります。

 

 

実際はそういった寝たきりレベルの方のリハビリは、

可動域運動しかやれることがないと捉えられがちです。

 

 

どうしても動ける患者さんに情熱は注がれがちです。

 

 

しかし、しっかりアプローチすることで、

寝たきりレベルの対象者も、

肺炎を起こしていた回数が減少したり、

吸引の回数が減ったりと、

生命維持に大いに介入できることもあるんです。

(もちろんチームアプローチが肝心です。個人プレーが重要ではありませんよ)

 

 

 

「可動域運動しかやれることがない」という関わりと、

「肺炎・吸引の回数が減少する」という関わり。

この差はどこから出てくるのでしょうか。

 

 

いうまでもなく、『技術の差』が与えられる価値の差を作っています。

 

 

入院入所中にした「やれることがないからどうしようもない」という判断が、

その後生活期で関わったセラピストに、

「この人リハビリちゃんと受けてたのかな」と思われてるなんて、

想像するだけで恐ろしいですよね。

 

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学ぶ意義のひとつに「問題と捉えられる基準を上げる」があります。

 

 

できることがないと判断すると、

生命に関わる問題も「しょうがない」になります。

 

 

技術があれば、「しょうがないもの」が、「介入できるもの」になります。

 

 

学ぶことで、基準を上げることで、問題と捉えられるのです。

 

 

 

今回はここで終わります。

 

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

 

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IAIR関西支部 認定インストラクター

認定理学療法士(地域理学療法分野)

3学会合同認定呼吸療法士

岡澤 頼宏