こんにちは。

めっきり暑くなりましたね。

我慢していた訪問車のエアコンを昨日とうとうつけてしまいました。

 

 

さてそれでは本題に入ります。

 

 

担当する利用者さんの中に糖尿病の方っていませんか?

 

僕の担当している利用者さんにもいらっしゃいます。

 

 

ADLが割と安定していれば、

糖尿病を患っている利用者さんのリハビリ介入のポイントは、

日々の活動量になるかと思います。

 

 

しかしこの活動量、糖尿病の方にはなかなか向上を図るのが難しいことのひとつです。

 

 

糖尿病に限らず、

リハビリ時以外の活動量はなかなか向上が難しいということはよく聞くことです。

 

 

リハビリで関わらない時にいかに活動してもらえるかは、

身体の状態を向上させるには必要不可欠なこと。

 

 

在宅で生活する人であれば、

どうしても利用者さん自身のペースで生活してしまいがちです。

 

 

特に糖尿病を患っている方は、

食事もしくは間食の量は増えがち、

だけど活動量を上げることにはいまいち意欲的ではない、

という方をよくみかけます。(あくまで岡澤個人の感想です)

 

 

そんな向上を図ることが難しい糖尿病患者さんの活動量。

 

僕が担当しているある利用者さんは、

意外なことがきっかけで活動量向上を図ることができました。

 

 

 

それは、僕がいつもつけている活動量計がきっかけでした。

 

 

何気ない会話の中で、

 

利用者さん:「先生、手首につけてるそれ何?」

僕:「活動量計なんですよ。かっこいいでしょ?」

利用者さん:「それつけて動いてるん?」

僕:「つけてると気になるんですよね~。歩数が少なかったら歩くようになりました。」

 

 

こんな会話をしていたら、

利用者さんは昔、歩数計をつけていたことがあったということがわかりました。

 

 

しかしその時は、あまり長続きせず、歩数計はつけなくなったそうです。

 

 

歩数計はどこかにしまっていたそうですが、

そんな会話からまた引っ張り出してつけるようになりました。

 

 

 

もともと血圧を朝夜計測して、

かかりつけ医でもらった帳面に記録する習慣があったその利用者さん。

 

ついでにという具合で、歩数計も一緒に記録するようになりました。

 

 

記録しだすと、僕と同じように歩数が気になるように。

 

 

結果、毎日の活動量が向上することとなりました。

 

 

きっかけは僕が活動量計をつけた結果、活動量が増えた体験談をしたことでしたが、

 

その利用者さんが歩数計を持っていたこと、

もともと血圧を記録する習慣があったこと、

歩きだすと意外と楽しかったし、体調が良くなったこと、

 

これら3つのことがうまく絡み合い、利用者さんの活動量は向上しました。

 

 

活動量が向上し、体調も良くなり、体重まで減少するまでになりました。

 

 

この利用者さんから学べたことは、

 

「運動しなさい」の一辺倒の声掛けはあまり効果はない。

記録が好きな人はそれをきっかけに活動量向上が図れることがある。

体験談は効果的。(嘘はよくないと思いますよ。)

 

という3つ。

 

 

 

なかなか思うようにリハビリが進まないな~というときは、

少し方法を変えて介入すると思いもよらない結果が得られることがありますよ。

 

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

国際統合リハビリテーション協会(IAIR)

関西支部認定インストラクター

認定理学療法士(地域理学療法分野)

岡澤 頼宏

 

国際統合リハビリテーション協会HP:https://iairjapan.jp/