こんにちは。

認定インストラクターの岡澤です。

 

 

はやくも梅雨の時期になりましたね。

 

 

新年度が始まり約2ヶ月。

 

 

あなたの勤務先でも新人さんや、

実習生の症例報告をきくことがあるのではないでしょうか。

 

 

僕が勤めているような生活期の現場では、

リハビリプログラム変更について、

悩んでいるセラピストや学生さんが多いようです。

 

 

共通して良く聞くのは、

「状態が変わりにくい生活期で、

リハビリプログラム変更はどうしたらいいのかわからない」

ということです。

 

 

この言葉をひも解くと、

急性期のリハビリプログラム変更と同じ様に考えてしまっている印象を受けます。

 

 

状態が変わりにくい生活期だからこそ、

プログラムは頻繁に変えていった方がいいというのが、僕の意見です。

 

 

そもそもリハビリプログラムを変えるきっかけは何でしょうか?

 

 

急性規・回復期でしたら、

身体機能の変化に応じてプログラムが変わるというのが、一般的でしょうか。

 

 

では身体機能の変わりにくい生活期では、

何をきっかけでプログラムは変わるのでしょうか?

 

 

生活期では、

より対象者の身体の問題を掘り下げるために

プログラムを変えていくのが良いと思います。

 

 

かなりざっくりした例を挙げて説明します。

 

 

例えば、立ち上がり動作を改善したい患者さんがいるとします。

 

 

下肢の伸展運動をおこなった後は、立ち上がり時の介助量が軽減しました。

 

 

その後、患者さんの身体の状況を掘り下げるために、

プログラムを変えるとしたらどうするか。

 

 

下肢の伸展運動を分解して考えましょう。

 

 

下肢の伸展運動だと、股関節、膝関節、足関節、

どの部分の筋活動が向上して、立ち上がりの介助量が軽減したのかわかりません。

 

 

そのため、各部分のみに介入し、再度立ち上がり動作を評価します。

 

 

もし股関節のみに介入し、

立ち上がり動作の介助量軽減がみられたとすれば、

立ち上がり動作の介助量軽減に大きく関与しているのは股関節だといえます。

 

 

部位で分解するとこのようになります。

 

 

他にも、筋活動を向上させるのではなく、

関節可動域を広げてみる方法を試してみるとか、

体幹の活動を賦活させる介入をしてみるという検証方法があります。

 

 

そういった検証を進めることで患者さんの身体の状態をより把握していくことができます。

 

 

プログラム変更は急性期であれば、

身体機能向上に合わせて、課題の難易度を向上させていくように変更を進めていきます。

 

 

一方生活期では、介入方法の条件を変えていくことで、

より身体の状態を掘り下げて把握していくということになります。

 

 

検証を続けていくことで、様々な身体の状態を知ることができます。

 

 

その検証が他の患者さんに活かされることは間違いありません。

 

 

それってすごい経験になると思いませんか?

 

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

 

IAIR関西支部認定インストラクター

認定理学療法士(地域理学療法分野)

岡澤 頼宏