最近イヌ派からネコ派に心変わりしました、認定インストラクターの岡澤です。

ネコは好きなんですが、残念ながら僕はネコアレルギーです。

ネコを飼っているお家へリハビリに行くときは、訪問時にマスクは欠かせません。

 

 

最近生活期についてコラムを書いていなかったので、

久しぶりに書いてみたいと思います。

 

 

冒頭で言ったように、僕は現在訪問リハビリに主に従事しています。

 

 

かつては通所リハビリや、病棟、外来も担当していました。

 

 

以前勤務していたところでは、急性期の患者さんのリハビリも担当していました。

 

 

 

幸運なことに割と幅広い領域を経験することができたので感じるのですが、

生活期のリハビリと急性期のリハビリの大きな違いのひとつに

「生活期は目標がみえにくい」ということが挙げられます。

 

 

 

急性期や回復期は、自宅復帰が大きく明確な目標となります。

 

 

 

生活期といえば、老健では自宅復帰が目標となりえますが、

通所リハビリ、訪問リハビリは、

すでに利用者さんは自宅で生活している人が対象となります。

 

 

 

自宅復帰が目標とはならないのです。

 

 

 

では何を目標とすればよいのでしょうか。

 

 

 

ここで起きやすいのは、

機能障害や活動制約に対するアプローチをすればよいという誤解です。

 

 

現在の介護保険領域のリハビリでは、目標設定が書類の上では重要事項となっています。

 

 

書類の上で挙げる目標は、

何かしら対象者の問題を見つけ、それに対する介入をすればいいということになります。

 

 

しかし肝心なのは、

実際の関わりを積極的におこなえるかどうかという点です。

 

 

 

急性期、回復期に比べ、目標が見出しにくい生活期。

 

 

目標が明確でないために、

リハビリ介入が意欲的におこなえないという現実も耳にすることがあります。

 

 

 

こういった目標が見出しにくい場合、どんな関わりをすればよいのでしょうか。

 

 

 

書類の上でなにかしらの目標が挙げられていたとしても、

一度この問いを自分に投げかけてみてください。

 

 

 

「わたしのリハビリを受けないと、この利用者さんは悪い状態に陥ってしまうだろうか?」

 

 

 

 

いかがでしょうか?

 

 

僕は利用者さんのリハビリを実際行いながら、

時折心の中で、自分にさっきの質問を問い掛けてみます。

 

 

 

もし、大した理由が挙げられなければ、

大して価値のないサービスになっているかもしれません。

 

 

絶対に実施しなければならない理由があるというサービスほど、

価値の高いサービスであると思います。

 

 

 

よくありがちな、筋力が低下してしまうとか、拘縮が進んでしまうという理由も、

自分に問い掛けてみてください。

 

 

 

「本当にこの1回のリハビリをしなければ筋力低下は進むのかな?」

「拘縮は進むのかな?」

 

 

 

もし一回リハビリをしなくても、筋力低下が進まないのであれば、

きっと他にもっとやるべきことがあると思います。

 

 

 

慰安的サービス提供も場合によっては必要なことはあるでしょう。

 

 

しかし慰安で終わっていてはもったいない。

 

 

 

その先に何か必要性があれば、そのサービスには価値があります。

 

 

リハビリはサービス提供以外にも価値があると僕は考えています。

 

 

いろんな職種でその職種しかできない関わり方ができれば、

結果としていい関わりになります。

 

 

 

リハビリを続けることが、良いサービスなのではなく、

必要であれば、

よりその人にあったサービスに切り替えることも良い関わりになることだってあるのです。

 

 

 

お読みいただきありがとうございます。

 

 

 

国際統合リハビリテーション協会

認定インストラクター

認定理学療法士(地域理学療法分野)

岡澤 頼宏