「まず皆さん、ご起立ください。」

「ありがとうございました。」

「ではご着席ください。」

 

皆さんこんにちは。

『大腰筋の効果的な働かせ方を考える⑤』

徳島田舎の子沢山インストラクターのツボです。

 

突然でしたが、普段ご自身はどのように立ち上がっているのか気にしたことはありましたか?

 

訓練場面で患者さんに指導はしているけど、

自分自身のことになると特に意識していなかったという方が多かったと思います。

 

前屈みになって

肘掛に手をついて

または膝に手をついて

あるいは反動で

人によっていろいろな方法があるでしょう。

 

しかしですねぇ〜

せっかくしつこく連載してきましたので、

そろそろ、大腰筋を働かせてみませんか。

すると意外に簡単に立ち上がることができることを知るはずです。

 

これまで説明してきていますので

読んでいただいている方にはご理解いただけると思いますので

回りくどいのはやめてサクサクっと説明しちゃいます。

 

大腰筋を働かせることにより腰椎の前弯を作ります。

つまり、腰椎を前弯させると大腰筋が働いているともとれます。

もちろん骨盤も前傾してくるでしょう。

すると多裂筋も機能的に働きます。

多裂筋が働くとユニットで腹横筋、横隔膜、骨盤底筋も活動します。

 

そうこいつらは『コアマッスル!』

ここに繋がってくるのですね。

 

コアマッスルは姿勢保持筋ですね。

身体のあらゆる動作の軸となる大切な部分です。

ここが機能することにより上下肢の筋出力もアップします。

 

そしてもう一つ重要なこととして、

脊柱の生理的湾曲『S字カーブ』ができることにポイントがあります。

 

腰椎の後弯、骨盤後傾、頭は下向きのヨッコラショ!

この弓形「C字カーブ」は反跳力に欠き

カーブの部分(胸腰部)への負担が大きくなってしまいます。

 

皆さん

もう一度、立ち上がりを試してみましょう。

 

骨盤前傾、

腰椎前弯し、

顔はできるだけ正面もしくはやや上方を向く、

脊柱の『S字カーブ』を意識してぇ〜

 

さぁ、「起立!」

 

あれっ?!

 

結構楽に立ち上がれるでしょ!

 

腰痛により立ち上がりが中々って方も姿勢を変えるだけで痛みなく行えることが多くあります。

 

捕まるものがなければ立てないと思い込んでしまっている方も

これだけで簡単にできてしまいます。

 

たった少しの工夫と指導で患者さんとの信頼関係をゲットです!

 

補足ですが、腰椎の前弯もキツ過ぎてはダメなので、

頭部のてっぺん(百会)に糸をつけて

天井へ引き上げられるイメージのまま大きく息を吸った時の姿勢です。

 

本日も最後までありがとうございました。

 

IAIR関西支部 認定インストラクター

作業療法士 壷内慎也